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2007年10月 2日 (火)

BRM922長野600km 後編

前編から続き

・CP4~CP5
3時40分頃出発、第1目標は塩尻峠を6時までに抜ける事、第2目標はタイムアウトせずに
CP5までたどり着く事とした。仮眠を取れていないのがどうでるだろうか?
ライトが暗くなり出す頃に周囲が丁度明るくなって来た。ちょうど塩尻峠である。このぶんなら6時までに上にはつけそうだ。
のぼりの途中に道の駅があって、当初ここを仮眠場所として考えていた。
その道の駅の前にきたとき、一人のブルベ参加者が出てきた。なんとなく一人に飽きてきたところと、目標時間がOKそうで気分が楽になってたのもあって声をかけてみた。
案の定ここで横になっていたらしい。二言三言交わした後、ついていけなくなっておいていかれてしまう。
明るくなったのでメーターを見てみたが、気張りたい所で心拍が全然上がっていない。
数%の登りを漕いでいるのだから、150くらいには上がっているかと思ったのだが、130未満程度でふらふらしている。
結構限界がきてるのかもしれないなと、時間的には厳しくなるが諏訪湖畔で朝食を兼ねて
休憩を入れた。(6時35分)
リスタート、そろそろお尻が痛くなって、サドルにつくのがつらくなってくる。
かといって立ち漕ぎでは持たないので我慢して座るのだが、まるでサイクルパンツの裏側に無数の小さなとげが生えているかのようだ。
休憩後は、かなり好調に進む、20号区間では行きの倍くらいのペースで走れたかも
しれない。
が、国道20号から外れたところで失速。
それでも、9時30分頃にはCP5に到着することが出来た。
この区間だけで一気に1時間30分も貯金を作った計算だ。全体の上り下りの逆はある
が、行きのこの区間でハンガーノックを起こしていなかったら仮眠取れたかなあといまさら悔やむ。
お昼には早いので補食とコーラで補給をする。
ここでたまたま一緒になったひとに氷をいただけた。ありがとうございます。

・CP5~CP6
前区間と同じく下り基調と信じて疑っていなかった区間だが・・・
 R52で富士川沿いに出るまでの区間は路面のギャップがおしりに響いてペースが上
げられない。
 富士川沿いに出ると、路面は良くなったが今度は向かい風のせいでペースが上げ
られない。
  国道から外れる前にコンビニで休憩(11:24)
国道から外れると身延線の脇を普通にアップダウンの繰り返しの道になってしまう。
全体的には下ってはいるのだろうが、こうも予想から外れると精神的ながっくりかんとまた痛み出していたひざのせいでペースがまったく上がらなくなる。
元気なときならくだりで加速してできるだけ上るとかやるところだが、その気力も出ない。
追いついてきた人が膝を心配して声かけてくれたので泣き言を聞いてもらう(^^;
追い抜いていったのをみるとでかいサドルバッグに見覚えがある、たぶん道の駅で声をかけた人だ。
さらに進むと、稲子駅あたりで後ろから来た車の人が、
”ブルベ?何km?がんばってね”
と声をかけてくれた。つらくてくじけそうなときに人に声をかけてもらえるというのはいいものだ、先ほどの参加者の人、今の車の人おかげで気力が回復しました。
  とはいえ、ペースが上がるわけでもなくマイペース。
 この区間は舗装が悪い個所もあって、途中から固定が怪しかったフロントバッグがタイヤにこすれる回数が増えてくる。ブラケットのねじがなめかけているため、まし締めするのも逆に怖い。店も無い区間だった為、途中、道に落ちていた電線(100V用のやつ、何で落ちていたんだろう?)頂いて、ドロップハンドルの間に張ってバッグを支えることにした。
 電線をひろうまでは、体だけでなく、路面とフロントバッグも気にかけながらの走行になりえらくつらかった。
 富士川橋で左折しても相変わらず向かい風。
 結局CP6到着が14時55分、結果としては貯金は維持できたが酷いペースの区間に
なってしまった。
 膝の状況から、長めの休みを取ったほうが良いと判断していた人たちを見送った。
・CP6~ゴール
  後から3人くらい来たところでスタートした。半ば貯金を繰りつぶした形。
 それまでも兆候はあったのだが、スタート直後から普通の姿勢で頭が下がっていると酔うのか気分が悪くなるのに気がつく。
 首周りが凝り固まっている為、クッションが無くなって頭が振られているのだろうか?
 危険でない範囲で体をできるだけ起こした状態を保つように、ママチャリ乗りや、変則の立ち漕ぎでしのぐ。
 相変わらず向かい風の海沿い、交通量は少なくないのにやたら細くて傾斜のある住宅地の道をとおり、18時を過ぎたところで246に出る前に一旦休憩。CP6を出る時に入ってきた3人に抜かれる。
 御殿場に上がっていく道で、再度フロントバッグを直していると、先に行ったと思っていた3人のうち2人にぬかれる、この先は道がわかりづらかったので必至でついていくことにする。
 R246は交通量、スピード共に速くて恐ろしかった。また、トンネルの中の舗装があれていて、振動がもろに来る為に、脳震盪にでもなりかけたのか、平衡感覚を失いかける場面も有った。
 R246を下りる寸前までくっついていったが、手前でいいかげんに持たずに一旦停車。
 R246を下りた所のコンビニで軽く休憩を入れて(20:15)、あとはとにかく止まらないようにマイペース。
 普通に漕げない=ペースが上がらないなので、2時間で30kmは相当危険信号。
途中でヘッドランプをはずしたりあの手この手で耐えながら小田原厚木道路手前まで来て最後の給水をしているところでCP6の3人の人に再度抜かれる。どこで抜いたんだろう?
 小田原厚木道路側道が大渋滞の上トラックのせいで脇を抜けられず諦めかけるが、なんとか22時頃に側道を抜ける。あと1時間で10km。
 そこで、先ほどの3人と一緒になった為、一緒にゴールまでと声をかけてもらったが、複数の信号につかまったのと、ずっと立ち漕ぎモードでもペースが上がらない&立ち漕ぎでも酔いだしたために、無理にくっついていこうとせず、確実に前に進んでできるだけ待たさないように走ることにする。
 最終、浄土寺辺りからは本当にフラフラになっていた、ゴール手前で帰りの人と挨拶して河川敷に入ろうとしたところで出てきた車がいる、入り口のところでバックしたり変な動きをされたせいで堤防のほうに入ってしまった。端のほうまでいってから気がつきあわてて引き返してなんとか22時45分ゴール。
 前の3人とは10kmで7分も差がついてしまった。しかも、途中まっててくれたらしい。
本当にありがとうございました。

 上着をきこんで、スタッフの方々と話をしていると、埼玉300kmでご一緒させてもらったスポルティーフのIさんはまだ御殿場あたりを走っているらしい、訳あってスタートが遅れてタイムアウトなのが分かっていて走りつづけているとのことだが、私ならあっという間に走るのをやめてしまう所だ。今回もCPでタイムアウトしてたら走り続けたかどうか・・・
 すごいなと思いつつ体を休めていたが、0時ごろになって撤収をするという事で私も車にもどり、後片付けをはじめる。
 結局着替えやら積み込みやらで1時ごろになってしまった。
 スタートした所で一人帰ってきた人がいたのでもう誰もいないけど最後がんばってと声をかける。
 高速までは気力が持ったが、高速に乗ったところで気力がつきかけたためどうにか港北PAまでいって仮眠2時間ほどで目が醒めたので帰宅したが、到着は5時過ぎ、いつもなら最低限片付ける、車の外の自転車とキャリアも片付けずに寝てしまった。

 今回の反省点、首の鍛え方が足りない。・・・どうやって鍛えたものだろう?
  あとはあいかわらずハンガーノック・・・どうしたものか。

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BRM922長野600km前編

ようやく落ち着いて振り返ることができたので書いてみた。
長くなったので前後編。あとで書き直すかも。

今年からはじめたブルベもいよいよシーズン終了。
とにかく平らだった埼玉200、
帰りがとにかく膝痛だった伊豆200、
財布にお金を移すのを忘れて節約しながらハンガーノックと戦った埼玉300、
低気圧の迫る中、未明の暴風雨の海岸線を一人で走った千葉400、
意外に最後の平坦区間がきつかった埼玉600、
知り合いもできたし、みな思いでぶかいブルベだった。
申し込んでからのDNSはインフルエンザにかかった千葉300だけ、
DNFはいまの所無し。

4月の埼玉600のあと、ほかの予定もあって長い事ブルベに出ていなかったが、今年の締めくくりにもう1回くらいやっておこうと思ったが、もう残りは長野600と愛知1000のみ(北海道は予算の都合で厳しかった)
愛知の1000に出てみようかという気持ちもあったが、地震のあおりでいつのまにか中止が決定。
土曜日が勤務日数調整で出勤日になっていたが年休をとって参加することにした。

準備 今回は麦草峠以降が暗闇(イメージできる最速でも下りは真っ暗のはず)という事で、軽量ヘッドランプを購入した。

GENTOS RIGEL:単三1本の優れものである、重量は75g、前に使ったHL-EL210から100g減といったところか。
  山に行った時に夜中に使ってみた感じだと明るさも悪く無い。
    コリメーターでスポットにしている分、スポットの明るさは3m先でEL520と遜色ない。
  EL520よりもスポットは小さい感じだが、フォークにつけたライト2灯の補助として  使用する分には問題ないだろう。
  この重さならヘルメットにつけっぱなしでも大丈夫かな?

埼玉600ではGPS(Mio168RS)の電池切れに苦しんだため、大容量の外部バッテリー
を購入。
 JTT My Battry expert n:7.6V8800mahの大容量リチウムイオンバッテリー。
   nになって、本体にUSB端子がついたため、接続が安定してくれそうだ。

 今回の新兵器は以上2点と、サイクルボトルを1本追加した事くらいである。

ケージはお目当ての物が無かった為、追加のボトルは相変わらずウエストバッグのホルダーに 入れることにした。

本当はこのほかに防水デジカメとかかったんだけどほとんど撮る暇がなかったのでパス。

金曜日の夕方、周囲の人は週末でないため若干気が引けたが買出しを考え19時前には上がらせてもらう。
カーボローディングと称した詰め込みをやって10時前に睡眠、2時半起床で3時半出発。
前回200kmを同じところでスタートした時は、総下道コースで行った所、六本木付近のタクシー渋滞につかまって痛い目を見たので、今回は普通に高速を使う。
所要時間2時間半、まあねらいどおりの時間。
準備をはじめるとTictacさんが隣に来る、骨折回復後もものすごい距離を走っているそうで、いつかはブルベでくっついていけるようになりたいと思っているのだが、まだまだ雲の上のようだ。

自転車の準備を終えて受付に行く所でGappyさんとお連れのKさんに合う。
千葉400kmの夜間区間では一緒に走らせてもらってだいぶお世話になった。今回も一緒になるかな?

EDGEはUSB変換ケーブルを介してMybattryPROへ、Mio168はMybattryExpert nに接続。

・スタート~CP1(ローソン甲西東南湖店)
スタート、最初くらいはちくたくさんについていこうかと思ったが、いきなり見失う。
それどころではなく、自転車が非常に重い・・・ブルベ装備の自転車ってこんなに重かったっけ?(--;
また、Edgeの電源が不安定で座架依橋までに2回も落ちてくれたため、コネクタを抜いていけるところまで内蔵バッテリーでいくことにする。
20号にでるまではたいしたことが無いだろうとたかをくくっていたし、自転車大渋滞で大変だと思っていたが、キューシート6-8区間(以下C**と記載)で結構な坂がでてきていきなり少人数になる。
20号に入ってすぐの7-11で、やじるし看板もって合図してくる人がいたので入ってみる。
まさかこんなに早くシークレットでも無いとはおもったが、私設給水ポイントらしい、ルール的には微妙かもしれないが、応援してくれる人がいるのは嬉しい。スポーツドリンクと氷をもらってすぐ再スタート。
相模湖インターの渋滞部分は予想していたより道幅が広いため、脇をすいすいと抜ける事ができる。
猿橋-大月の区間は普通免許の合宿の時に走った道であり、懐かしかった。
大月を超えて笹子トンネルに向けて上りだした初狩でコンビニ休憩(10:03)。
この辺りでは、ブルベ参加者のほかに思いっきり自転車旅行な人とか、リカンベントな人も20号を走っていた。
笹子トンネルでは、トンネル内の気温が低かった為、足をつりかけて必至に足を止めないようにしていた。
笹子から鷺堂の下りはこれでもかと飛ばす。先週の山登り後に違和感が出た膝が少し痛み出す。
CP1には12時15分頃到着、ハンガーノックも無く、割と良いペースで走れたと思う。(CP間Ave.21.9km/h(グロス))
昼食は冷やし中華と多少の補食、暑くて食欲があまり無い。Edgeの電源問題は、USB変換アダプタが抜けかけていたせいだと判明、やはりこいつは抜けやすい・・・小さいほうもnに買い換えたい所であるが・・・

・CP1~CP2(ファミリーマート茅野本町東店)
食事をとってリスタート、120kmを過ぎたあたりからの登りで膝の痛みが酷くなってくる。
気温も上がっており、ペースも上がらずだいぶつらい道のりになってきた。
ドリンクをちょっと濃く作りすぎた気がしたため、白州の道の駅で水の補給をしようとしたら
湧き水(?、但し塩素消毒済み)があった、頭と足にかけて少し冷やすと、暑さでぼーっと
しかけていた頭がすっきりとする。
休んだ事で若干ペースは戻るが、相変わらずのんびりのんびりとしたペースから上がらない。
気がついたら膝痛がなくなっていたのだが、全然足が回っていかない、よく考えるとCP1から後、補食を取っていなかった事に気がつく。足が回っていないのはハンガーノックかもしれない。
坂の途中で足をつかないのがモットーだが、軽い下りの後で泊れる所を探して手持ちの
羊羹とスニッカーズをかきこむ。
回復するまでじっとしていられないのですぐにリスタートするが、相変わらずペースは上がらない。
gappyさん達に追い越されるがやはりついていけない。
この辺りから、ペダルをこぐとパキンパキンと音がするようになる。毎回でなく何回かに1回とかそういったタイミングの為、どこがいけないのかまるで想像がつかない。チェーンだろうか?
結局、富士見峠を上りきる頃まで漕げない状態は続いた。
富士見峠からの下りでは、足も回復した為、これでもかとスピードを上げて追撃。
異音は続いているが最悪CP2までいってからリタイヤしようということにする。
C23でgappyさん達に追いつく。
CP2到着は16時45分頃、ハンガーノックに懲りた為、多めに食事+スニッカーズ1本を余計に食べる。これでいっぱいいっぱいになったので、自転車の点検がてら長目の休憩を取った。
異音の件は周りの人に話を聞いて、ペダルの緩みではないかと言われた為締め直す。
これで音が無くなり、心配なくブルベを続けることができる。ちょっと残念な気分があったのは否定はしないが・・・

・CP2~CP3(CP3 セブンイレブン信州佐久町)
なんだかんだと1時間ほど時間がたってしまい17時40分頃にリスタート。
本格的な登りに入る前に暗くなってしまう。
前に逆から登って降りた事は有ったが、逆向きのぼりは思った以上にきつく、孤独な道行となった。
木が結構ある為、眺めを楽しむ事すら出来ない。
頭の中はいつもの泣き言("42-25じゃ登れないー、コンパクトドライブがほしー!")全開。
結局3時間かけて登りきり、下りはヘッドランプの助けを借りて猛スピードで1時間ほどでおりた。
結局信号と峠で写真取る為に止まった意外はほぼ足をつかずに上りきることが出来た。
CP3の到着が21時30分頃、CP2での休憩を含めなければ事前の予想どうりの所要時間だ。
早い人がCP2と3の通過時間差で4時間なのを考えれば1時間の休みを入れて5時間は悪
くないペースだと思う。
ただし、前区間で貯金の積み増しが出来ていない為、貯金はかなり厳しい。
仮眠をするのは諦めることになるだろうと、補食を軽く取って眠気覚ましを兼ねてコーラを飲み長めに休憩をする。

・CP3~CP4(セブンイレブン信濃池田会染)
一休みして22:00頃リスタート、
スタート直後の平坦な部分は快調に飛ばせたし、人に追いついていく事も出来たが、坂が出だしたところで食いついていけなくなってしまう。
途中の急坂で前に追いつこうなんてことは完全に諦めてしまった。
鹿教湯温泉から先は割ときつそうだとは思っていたが、その前に膝にきてしまったせいもあってまったくペースが上げられない。
三才山の登りでは、これでもかというくらいへばって料金所にたどり着いた所で後4kmとか言われてへこむ。
鹿教湯トンネルも三才山トンネルも外より気温がかなり高い。
汗だくになった所で外に出ると急激に冷やされてかなりきつかった。
2時50分頃到着、補給とGPSのログ処理(600kmだとあふれる為、ノートPCにログを移す)をすると、CPクローズ時間まで20分も残っていない。
少しでも目を休めておこうと、コンタクトを外して10分ほど横になって目をつぶる。
10時間以上の連続装着はよろしくないといわれた気がするが、まあ仕方が無い。

後編に続く

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